NEXTOR DDG 04 06

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4.6.デバイスベースのドライバ用のルーチン

このセクションでは、デバイスベースのドライバに必要なドライバルーチンについて説明します。これらのルーチンのジャンプテーブルエントリは、ドライブベースのドライバのルーチンと同じアドレスを使用します。ドライバは2セットのルーチンのうち1つのみを実装するため、これは理にかなっています。

デバイスベースのドライバは、ドライブレターに直接マップされたドライブユニットの概念を使用しません。代わりに、これらのドライバはストレージデバイスへの生のアクセスを提供します、そして(ブート時に)自動でも、そして手動(ユーザに代わって、新しいNextorファンクションコールを使うツールを通して)でも、ドライブとデバイスとパーティションの割り当てを管理するのはNextorカーネルそれ自身です。

デバイスベースのドライバは、1〜7のインデックス番号で識別される最大7つのストレージデバイスを制御できます。各デバイスは、1〜7のインデックス番号で識別される1〜7の論理ユニットを順に持っています。複数のスロットを持つマルチメディアカードリーダーは、各スロットを別々の論理ユニットとして公開することができます。デバイスは物理的に論理ユニットに分割されてはいけません(これは実際には最も一般的なケースです)。この場合、ドライバはインデックス番号1の単一の論理ユニットを持つものとしてデバイスを公開する必要があります。