MSX-DOS2PIS 02 01

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2.1 MSX-DOSからのエントリ

常駐プログラムはTPA(Transient Program Area)の先頭である0100h番地にロードされ、スタックポインタをTPAの末尾に設定してMSX-DOSによって呼び出されます。スタックポインタがその場所を指している場合は、できるだけ多くのRAMをスタックとして使用できます。それが望ましくない場合、常駐プログラムはTPA内に独自のスタックをセットアップしなければなりません。

常駐プログラムに入ったときのZ-80レジスタの内容は不定です。アドレス0から始まるRAMの最初の256バイトは、セクション2.3で説明したように、さまざまなパラメータとコードで設定されています。

常駐プログラムに入ったときに割り込みが有効になるので、通常は有効にしておく必要があります。常駐プログラムがそれらを無効にしたならば、MSX-DOS関数呼び出しが一般に割り込みを再び有効にします。